福岡インディペンデント映画祭、ながおか映画祭レポート
「老ナルキソス」が優秀作品賞(技術賞)をいただきました福岡インディペンデント映画祭2018、ならびに準グランプリをいただいた第20回ながおか映画祭インディーズムービーコンペティション、二つの映画祭に出席してまいりました。
まずは福岡インディペンデント映画祭。9月7日~10日まで参加しました。数年ぶりの福岡は古い友人たちとも再会できてとても楽しかったです。とにかく上映本数が多いので4日間映画を見まくりました。自分の作品以外で特に気になったのは田上龍一監督のドキュメンタリー「葛根廟事件の証言」でした。自主映画で葛根廟事件を取り上げる目の付け所も尊敬しますしなによりノーナレ、音楽無しで演出を極力抑え、情報を生存者の証言に絞ることでイデオロギーによらず事件を追体験させる作りに揺さぶられました。劇場公開されると嬉しいなぁと陰ながら応援しています。
授賞式では受賞監督の皆さま、ゲストの犬童一心監督はじめプレゼンターのみなさまとご一緒させていただきました。エントランスで目についた知り合いを拉致して開催した自主的打ち上げも最高でした。それにしても、うどん、ラーメン、ラーソーメン、もつ鍋と博多は美味しいものが多いですねぇ。
9月17日に行われた第23回ながおか映画祭、第20回インディーズムービーコンペティションは上映&授賞式当日空の参加でした。北陸新幹線ができる以前は実家の金沢へ鉄道で帰省する時の乗り換え駅だった長岡。こちらも久しぶりに訪れました。笹団子が美味いんだよねぇ。
長く続いている映画祭だったので少し緊張していたのですが、アットホームな雰囲気で少々面食らいました。グランプリ受賞監督が授賞式に遅刻するというハプニングもありましたが(その直後の写真撮影には間に合ってた!)つつがなく終了。夜は他の受賞監督のみなさんや久しぶりにお会いした林海象監督、映画祭スタッフ、お客様たちとずっと呑んでました。やっぱり映画祭って良いですよねw
さて、今週末はいよいよ日本をとびだして上海クィア映画祭、そして関西クィア映画祭のクィア映画祭2連発!上海は「老ナルキソス」が日本から唯一の参加作品です。気合入れて勝負下着で行ってまいります!!
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